お歳暮やお中元は、日ごろお世話になっている人や取引先などに季節のご挨拶として送るものですが、せっかく贈るなら喜んでもらう事が一番、そして印象に残ることが二番目に大切です。特にいろいろな人からお歳暮をもらう人の場合、たくさんの贈り物の中からだれがくれたかまで覚えていない人もいます。お世話になっている人に喜んでもらえれば目的の半分は果たせていますが、自分からの贈り物だと伝わらなければせっかくの支出が無駄ではないですが効果半分になってしまいます。そうならないためには、お歳暮の送り主として印象に残ることが大切です。

印象に残る贈り物という点では、お歳暮も普段のプレゼントも同じで、よろこばれる品物を選ぶのは絶対条件です。そのうえで、毎年話題を追って目新しいものを贈るよりも自分の地元や相手の好きなものなど、定番の品物を決めると有効です。そろそろあの人からこの品物が届くころと、心待ちにしてもらえるくらいになれば相手を喜ばせることと、自分を印象付けることの二つの目的は十分に達成できます。そのためには、贈る品物と自分を関連付けて覚えてもらうと効果的です。

自分でなければ入手困難な希少品、自分の地元や実家などで生産している果実など、賞味期限があまりにも短いものはかえって迷惑ですが、長すぎていつ消費してもいいものも印象に残りにくくなったり、ギフトをたくさんもらう人の場合は御裾分けの候補になってしまうこともあります。自分がもらってうれしいものであることは最低条件だし、果実や水産物などの自然のものの場合はその年によって出来栄えが違うので、差し上げたものを自分用にも取り寄せて感想を共有できるようにするのもいい方法です。お歳暮のことならこちら